キャバ嬢が売り上げを上げる基本的な考え方
売り上げを上げる基本的な考え方
あなたは月にいくら稼ぎたいですか?
そのお給料を手にするには、いくら売り上げが必要ですか?
逆算して考えてみてください。
今回は基本的な考え方をお話しします。
売り上げには波がある
お客様が飲みに来られる都合もあるので、波があって当然です。
しかし悪い時にも、ある程度収入がなければ生活していけません。
組数30〜40を持つ
指名の組数が30〜40あれば、毎月平均的な売り上げがあげられます。
たとえ、都合が悪いお客様がいらしたとしても、大丈夫な組数です。
単価より組数が多い方が絶対いい!
例えば月100万使ってくださるお客様が2人いるとします。
2人が必ずいらっしゃって、必ず100万づつ使ってくだされば、売り上げは200万です。
しかし、その2人がお店にいらっしゃらなければ売り上げはゼロです。
売り上げを上げるには、単価は安くとも、組数を持つ方が絶対に強いと言えます。
1回の単価より、回数!
1回のみに来られた時の単価を高くするより、リーズナブルな値段で、何回か来てくださる方が絶対にいいです。
指名数も増えますし、いつも指名が来ている状態が保てます。
時にはリーズナブルな提案を!
私の働いていたお店では、店長と相談して、範囲内では多少値下げすることを指名のキャストに任されていました。
私は、お客様に、私のところに来たらちゃんとリクエスト通りの金額の範囲内でやってくれる、と思っていただきたかったので、時には、端数をカットしたりしていました。
また、「飲みに行きたいんだけど、今日あんまり持ち合わせがないんだよね」というお客様には、
「今日は特別にセット料金○○円で大丈夫にしたよ!ただ、指名料は別でお願い!」
と言って飲みに来ていただくこともよくありました。
”私のおかげ”と印象付ける(笑)
あくまでも、恩を売るような言い方ではなく、”私の力でここまで安くした”と印象付けることが必要です。
そうすると、お客様は”○○ちゃんに頼むと、安く飲ませてくれる”と思ってくれるようになります。
接待の時など、予算の範囲内でこの子はちゃんとやってくれるんだと思ってもらえるようになり、信頼関係も築いていくことができ、来店の機会が増えます。
いつも安くできない
いつも安くしていると、正規の料金になった時、高く感じてしまいます。
安くする時は、必ず”今日は特別だよ〜”と付け加えましょう。
また、お客様の懐事情によっては、一度安くしてしまうと今後その値段にしなければいけなくなることも考えて安くしましょう。
私は、週に何回もいらして、長い時間飲んでくださるお客様には、多少なりともサービスをしていました。
金額を安くする時に言い方
例えば、お会計の時に、97800円だったとします。
お会計を見た時のお客様の反応が「高いな」という感じだったら、
「今日はキリよく、95000円にしよう!残りは私の給引きで!(笑)」
とお会計を持ってきた店長の前で言っていました(笑)
付き合いの長いお客様には有効です。
実際、給引きではないし、事前に店長と話し合って、95000円でOKということになっているのですが、モノは言いようです!
そのお客様は、「悪いね〜。また今度、接待で来させてもらうね」と言って、また同じ週に来てくださいました。
指名テーブルの料金は指名キャストが管理する
お客様の懐事情や、予算、1回に使う金額を一番よく知っているのは、指名のキャストです。
調整して、ドリンクやボトルを頼みましょう。
1回高いな!と思われてしまうと、足が遠のいてしまうかもしれません。
逆に、ある程度の値段を印象付けると、このお店に来ると○○円かかると認識してもらい、必ず、その値段のお会計になります。
そこは、指名キャストがお客様の懐事情を知ることが必要です。
ちゃんと顧客管理ができていれば、把握することができます。
顧客管理ノートを活用する
自分の売り上げを管理する上でも顧客管理ノートは有効です。
お客様の情報だけでなく、売り上げの情報も記載していきましょう。
お会計金額を記載する
何月何日にいらして、会計はいくらであったかを記載していくと、月でそのお客様が使った金額のトータルを知ることができます。
そうすると、そのお客様が月にいくら飲み代に使えるのかが見えてきます。
その上でお会計を調整しましょう。
来店した日付
来店した日付を記載すると、お客様がどのくらいのペースで飲みに来られているか把握できます。
その上で営業をかけることができます。
徹底した顧客管理をすることで、どうすれば売り上げを上げられるのか、自然と見えてきます。
売り上げ目標を設定する!
自分の顧客数から、売り上げ目標を設定しましょう。
自分が稼ぎたい金額から逆算すれば、出ます。
顧客管理ノートに自分の月の売り上げ目標と、実際の売り上げを記載していきましょう。
そうすると、自分の営業のダメなところ、もっとこうしたらいい!というところが見せてくるはずです!
頑張って目標を達成しましょう!!
※個人の意見ですので、あくまで参考程度にお願いします。