キャバ嬢がお客様を育てる〜色恋からの脱却
色恋からの脱却
キャバクラに通っているお客様の多くの目的は、お気に入りのキャバ嬢を口説くことです。
もちろん他の目的の方もいらっしゃいますが、半分くらいのお客様が口説き目的だと言ってもよいでしょう。
しかし、口説き目的の場合、”可能性がない”と感じてしまうとお客様は切れてしまいます。
早い人で、3ヶ月、長くても1年ほど通っていて脈がないなと思うと、切れてしまうものです。
お客様と長くお付き合いしていくには、切れてしまう前に早い段階で、色恋から脱却することが必要です。
店外ではなく、お店の中で楽しませる
色恋以外の話題で、お店の中でたくさん楽しませるようにしましょう。
要するに、恋人でなくても一緒の時間を過ごすことが楽しい、と思ってもらうのです。
女性としてよりも、一人の人間として一緒にいて楽しいと感じてもらうのがポイントです。
徐々に色恋からフェードアウト
”あなたのことは大切だけど、実際にお付き合いするのは考えにくい”というニュアンスを、少しづつ出していくことが重要です。
そして、その付き合えない理由をあくまで”自分側の問題である”ことを匂わせておくのです。
例えば、「今は目標があって、そのために一生懸命仕事をしたいから、一番の優先順位は仕事になってしまう。私は、仕事と恋の両立が出来る器用なタイプではないから、今は仕事に集中したい。○○さんに限らず、今は誰かと付き合うのは難しい。」という理由です。
あくまで”私の事情で難しい”という理由に!
私もよく、「今は仕事のことしか考えられない状況だから、誰とも付き合う気はない。」というようなニュアンスのことを言っていました。
ここでポイントとなるのは、あくまで”私自身の事情で難しい”というところです。
また、「今は昼と夜働いていて忙しいから、付き合うのはちょっと・・・」と言ってしまうと、
「時間は自分が合わせるよ」とか「好きだったら時間は作るものでしょう」と言われれてしまいます。
あくまで、相手の突っ込むところのない、”私の事情で”としておくと、相手も納得できるのです。
”大切な人”ポジションへの移行
色恋の相手でなくても、キャバ嬢にとってそのお客様は、”大切な人”というポジションであるということが大切になります。
自分に恋愛感情はなくとも、大切だと思ってくれているとお客様が感じれば、応援してくれるようになります。
私はこの”大切な人”ポジションのお客様が何人かいて、キャバクラをやめた現在でも、お付き合いのある方もいらっしゃいます。
手紙で思いを伝える
私は、お客様の誕生日に、持って帰っても大丈夫なお客様には毎回お手紙を書いて渡していました。
その手紙には必ず、日頃の感謝の気持と、”○○さんは私にとって支えでとっても大切な存在です。ずっとこれからも長くお付き合いしていきたいと考えています”という内容を書いていました。
最初は口説かれていましたが、そう伝えていくことで、多少は”付き合いたい”えっちしたい”という気持もあったとは思いますが、応援してくれるようになりました。
色恋から脱却してよりよいお客様との関係を!
最初は口説く目的ではなかったお客様も、急に口説いてくるようになったりすることはよくあることです。
上記のような流れで、色恋から大切な人に変わることで、いいお客様があなたの周りに残って応援してくれるようになるはずです。
いい距離感を保っていくことで、長くいい関係をお互い築いていくことは十分に可能なことです。
口説かれて困っていて、かわすのも・・・と悩んでいるのであれば、実践してみてください(^ ^)
※個人の意見ですので、あくまで参考程度にお願いします。