キャバ嬢は女優業!キャストと呼ばれるワケ

公開日:  最終更新日:2015/09/01

キャバクラで働く自分は別の自分

キャバ嬢は別の自分になりきる

キャバクラでは、お店の中で別の自分の自分になりきることが重要です。

つまり、別の自分をお店の中で演じるのです。

一概にそう言われてもピンとこないかもしれないので、詳しく話していきたいと思います。

キャバ嬢がキャストと呼ばれる理由

キャバ嬢は、キャバクラでは”キャスト”と呼ばれます。

お店側が作り出した呼び方だと、言われています。

お店によって呼び方は様々ですが、なぜ”キャスト”と呼ばれるのでしょうか。

キャストとは

一般的には、映画や演劇などの配役のことを言い、キャスティングとも言います。

また、配役に基づいて役を演じる俳優、出演者のことです。

キャバクラでは、女の子は商品です。

お客様に楽しんでいただくために、演出をすることからきているという話を聞いたことがあります。

店長「君たちは、女優です。」

あるお店で働いていた時、店長が女の子に

「君たちは、女優です。どんなお客様にも楽しんでいただくために、自分を演じることを忘れないでください。」

と言っていました。

そのような理由から、キャバ嬢がキャストと呼ばれるようになったかは、定かではありませんが、一理あるような気もしますね。

源氏名で呼ばれる

キャバクラでは、本名ではなく源氏名で働きますよね。

本名=源氏名の女の子も居ますが、8割の子は源氏名だと思います。

源氏名という、本当の自分の名前ではない呼び方で呼ばれます。

まず、名前が違うわけですから本当の自分とは違う自分になりやすいですよね。

 

キャバクラ内での具体的な別の自分とは?

今からお話しすることは、個人の意見ですので、必ずしも正しい方法とは限りません。

お客様に合わせて、臨機応変に対応してくださいね。

まずは基本的なことから、お話ししていきます。

昼間働いている

お客様は大体、

「仕事はここだけ?」

と聞いてきます。

お店でのみ働いてる子でも、大体の子は、お昼も仕事をしていることにしています。

なぜなら、お昼働いていることにすれば、誘いを断る理由になります。

お客様が応援したくなる

それだけではなく、忙しいイメージを持っていただくほうが何かと都合がいいからです。

「昼も夜もがんばってるんだね」

という印象も持っていただきやすいですね。

本当に、昼と夜掛け持ちでかんばっている女の子もたくさんいますので、全員が嘘を言っているわけではありませんよ!

私の経験で、逆に夜一本で頑張っていると本当のことを言って、応援してあげるよ!と言って通っていただいていたお客様もいますので、あくまでも臨機応変に!

年齢・血液型・誕生日が違う

私の仲のいい子、仮にAちゃんとします。

彼女は、年齢・血液型・誕生日を自分で設定していました。

年齢はあえて実際より上に言っていました。

逆に下に言っている子もたくさんいます。

イメージの問題ですね。

設定に気を付けよう!

年齢を偽る場合は、ちゃんと西暦・干支まで把握しておきましょう。

同じ年の芸能人も言えると余計に信憑性が増しますね!

血液型でも好印象を

Aちゃんは、本当はB型ですが、O型ということにしていました(笑)

お客様との会話で血液型の話になることがあった場合、O型は大体の血液型と相性がいいと言われるからだそうです。

これは、賛否両論あると思いますが、逆にすごいなと感心しました。

徹底してますよね(笑)

本当の誕生日とずらそう

誕生日を、別の日に設定している子は実際結構います。

理由は、本当の誕生日はプライベートで楽しみたいからです。

友達や恋人、家族に祝ってほしいから。

誕生日設定でも売り上げ貢献?!

また、売り上げが伸びなさそうな月(例えば2月など)に設定して、その月の売り上げを伸ばす意味もあります。

上記のように年齢や、血液型、誕生日を偽る場合には、仲のいい子にも本当のことはいいません。

ある意味、一緒に働いている子はライバルですから、どこから真実が漏れるかわからないので、できれば本当のことは言わないほうが賢明です。

まずは、身内からというように、お店の仲では、自分の決めた設定になりきることが大切です。

住んでいる場所は詳しく言わない

キャバクラにはいろんなお客様がいます。

飲んでいる席だけでは、お互い本当のことはわかりませんよね。

すごくいい人に見えても、実はすごく怖い人だったり・・・

よくあるのが、”待ち伏せ”

店の外で待っていたり、家まで尾行されていたなんて話も聞いたことがあります。

怖い目にあった子も何人も見てきました。

お客様は指名しているキャストに好意があるわけですから、特に色恋営業をしている場合など、絶対に自分の本当の家の場所は言わないほうが賢明です。

自分の身を自分で守る意味も込めて、実際住んでいるところの近くや、以前住んでいたところをいうのがいいでしょう。

ウソと真実を織り交ぜる

詳しく聞かれたり、お客様が仮に近くに住んでいる場合、よく知らないと嘘だとバレ亭しまいますので、真実の中に嘘を入れてください。

話がかみ合わなくなってしまいます。

あくまでも、話を合わせられる程度の設定で!

 

真実5割、偽り5割がベスト

嘘や、偽りというものは時間が経てばボロが出てしまうものです。

100%偽りというのは、絶対に無理が出てしまうので、半々がベストです。

また、もし自分で細かく設定をするのであれば、スタッフやキャスト同士であっても、自分の作った設定を押し通してください。

本当にどこから漏れるかなんて、わからないのです。

人の口に戸は立てられぬ

銀座で働いている時、バツイチ子持ちのBちゃんと言う子がいました。

彼女に子供がいることは、スタッフやキャストは知っていましたが、ある日お客様の耳にも入ってしまったのです。

知られたくないことは、絶対に自分以外には話さないようにする必要があると本当に感じました。

キャバ嬢を自分を演じることは、大変

自分を演じるということはすごく精神的にも楽ではないと思いますが、後々そのほうが何かと都合がいいということはわかりましたね。

あくまで、個人の経験や意見ですので全てが正しいということではありませんので、ご了承いただいた上で、参考にしていただければと思います。

目的は、お客様に楽しんでいただくことですので、そのお客様個人に合わせた内容にすることが重要です。

お客様1人1人によって、設定を変えている女の子も仲にはいますが、話がかみ合わなくなってしまう可能性大なので、あまりオススメはしません。

徹底的に自分の設定が守れる自信がある場合は、プロとして素晴らしいと思います!

ぜひ、参考にしてお客様から指名をいただけるよう頑張って下さいね♪

シェアありがとうございます

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